歌ってみた等のミックスの際、録音形式(フォーマット)は【24bit/48kHz以上 モノラル WAV】でお願いしていますが、ソフトによってやり方が変わるので、ここでは各ソフト別に上記設定を正しく行う方法を紹介します。
注意事項
そもそも、録音するデバイス(機材)によって録音可能な最大音質は異なります。
たとえば配信者御用達のAG03の最大音質は24bit/192kHzです。

また、SteinbergのUR22mkIIは24bit/192kHz

最新機種のUR22Cでは32bit/192kHzに対応しています。

ただし、高音質で録音するとそれだけ処理に負荷がかかってクリップ/遅延したり、ファイルサイズが大きくなったりするので注意しましょう。
※オーディオインターフェースの設定も録音フォーマットに合わせておきましょう。
SoundEngine Freeでの音質設定
【録音】タブの「周波数」を48000(48k)に、「ビット」を24に、「チャンネル」を1(モノラル)にします(画像ではなぜか録音デバイスがFaceRigになってますが、ここはお使いのオーディオインターフェースを選択してください)。

そして、【再生】タブも同様に設定します。

これでWAV形式で保存すれば問題ありません。
Audacityでの録音設定
【編集】→【環境設定】 から環境設定ウィンドウを出し、左側のメニューから【品質】を選びます。そして、【サンプリング】を下のように設定して【OK】をクリックしてください。

この状態で録音して、【ファイル】→【書き出し】→【WAVとして書き出し】を選ぶのですが、この時、【フォーマットオプション】の【エンコーディング】を【Signed 24-bit PCM】にします。

※ちなみに、「Signed」というのは「符号付き」という意味で、符号付き24ビットであれば、マイナス記号が付いた-8,388,608 ~ 8,388,607の数値が記録できる、という意味です。参考:https://pspunch.com/pd/article/bit_depth/
まとめ
SoundEngine FreeとAudacity以外に定番のソフトがあったら教えて下さい!(わたしはMacは持っていないのでわかりません……)